M-1グランプリ2017を見て思った和牛の凄さ

ご多分に漏れず私も昨日はM-1グランプリを見ました。

敗者復活戦のハライチやスーパーマラドーナもおもしろかったし、ジャルジャルのネタも他にはない感じでおもしろかったです。

和牛かとろサーモンが優勝しそうだなと思っていたのですが、とろサーモンでしたね。

とろサーモンは昔からやりすぎコージーやあらびき団で見ていたので少し感動しました。

和牛のネタを見ていて、何か他のコンビにはない凄さがあるなと感じたので、それについて書こうと思います。

和牛のネタの凄さ

情景を感じさせる

和牛のネタを見ていて思ったのが、「なんか他のコンビよりも空間を感じる」ということでした。

なんなのかよくわからないけど、なんかすげー空間を感じる。

その場の情景が見える感じがするんです。

考えてみたら和牛のネタは状況設定が結婚式場とか旅館とかイメージしやすいものが多いんですね。

どういう場所で、どういう状況なのかがイメージしやすいので、漫才に臨場感が出るのだと思いました。

しかし、これはお笑いで使われるの基本的なテクニックだと思います。

それだけではなく、和牛のネタではそのイメージしやすい状況の中を二人がよく動き回っているんですね。

舞台を大きく使うことで空間の広がりやダイナミックさを感じさせ、また、演技の細かさが、情景をさらにイメージしやすくさせるんです。

視線というものも重要な要素に感じました。

和牛の二人は漫才の中で色んな方向を見るんですよね。

あるときは正面、ある時は顔を見合わせる、これはまあ普通ですが、斜め前とか後ろとか色んな方向に顔を向けるわけです。

あらかじめ提示された状況設定と、その視線方向を組み合わせて、観客に視線の先に何かがあるように感じさせているんです。

ジョブズのグラフのネタとか、マジで後ろにグラフが映っているような感じがしますよね。

自分達がどういう場所にいるのか、周りには何があるのか、細かくイメージしてネタを作っていそうな感じです。

和牛の漫才が妙にその場の空間、情景を感じさせるのはこういうところにあるのかなと思いました。

ボリュームを感じさせる

和牛のネタって他のコンビよりも時間が長く、ボリュームがあるように感じられるんです。

テンポが速くて、ネタ数が多いというのはもちろんですが、やはり場面の切り替わりが多いですよね。

それは、それだけ物語が展開しているということだし、そのぶん内容があるように感じられます。

そして、和牛のネタでしばしば見られるのが2部仕立てのループする構成です。

今回のM-1でも、旅館のネタでは宿泊1日目と2日目で同じ主題を変化をつけて繰り返すという構成でした。

結婚式のネタも打ち合わせと実際の結婚式とで、ややそういう構成でした。

この一つのネタの中で最初からやり直すような構成を見せられると、すごくボリュームがあるような感じがするんですよね。

一つのドラマを見終わったのに、もう一度最初から上演されるような感じです。

時間以上に長く、内容があったように感じられました。

まとめ

以上、他のコンビには感じなかった和牛のネタのすごいと思うところでした。

最近お笑い番組から離れていたのですが、久々にM-1を見ておもしろかったです。

ハライチの敗者復活戦の寄生のネタと和牛の最終決戦の旅館のネタが一番笑えました。