【レビュー】Akufen「Battlestar Galacticlown」【マイクロハウス】

聴いた音楽をレビュー、紹介する記事。

今回はAkufenが2012年にMusique Risquéeからリリースしたシングル「Battlestar Galacticlown」

Akufen「Battlestar Galacticlown」

Akufenはカナダのエレクトロニック・ミュージシャンMarc Leclairのソロプロジェクトで、2002年にリリースしたアルバム「My Way」で、サンプリングしたラジオ音源を極めて短い断片にして再構成する「マイクロサンプリング」という手法を用い、高い評価を得たアーティストです。

彼の音楽はその手法によって「マイクロハウス」とも呼ばれています。(最もAkufen自身はそういう言葉や作風に縛られるのが嫌らしいが。)

私は「攻殻機動隊」で有名な士郎正宗原作の「APPLE SEED」という3DCGのアニメ映画のサウンドトラックに使われた「The Dragonfly Who Thought He Was a Mockingbird」という曲で初めてAkufenの作風に触れて「こんな音楽もあるんだ!」と、どハマリした経験があります。

私はその後しばらくAkufenの活動を追っていたのですが、本名名義でリリースされたアンビエント作品などがあまりピンとこずAkufenから遠ざかっていました。

しかし久しぶりに聴いたAkufen作品である、この「Battlestar Galacticlown」「おお、これこそAkufen!」というような作風で良かったので、取り上げることにした次第です。

といっても2012年の作品なので、全然最新作とかではないですが。


この作品はジャケットやタイトルからも妙なテンションの高さが伺えますが、曲自体もファンキーで陽気なマイクロハウスで、かつてのAkufenを思わせる作風です。

個人的には1曲目の「Battlestar Galacticlown (Original Mix)」、2曲目の「Bos Indicus (Original Mix)」が「The Dragonfly Who Thought He Was a Mockingbird」に似ている感じがするのもあって好きですね。

1曲目のストリングスのサンプリングの仕方とか、特に似ている感じがしました。

もっとも、「The Dragonfly Who Thought He Was a Mockingbird」は、ほの暗い印象のある静かな曲だったので、テンションは全然違いますが。


調べていてわかったのですが、サカナクションのメンバーがAkufenのファンで、最近でもサカナクション主催のイベントに出演したりしていたようです。

そういう新しいAkufenファンにも「Battlestar Galacticlown」はおすすめできる作品です。

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