【アニメ/感想】ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Episodio 03「塀の中のギャングに会え」の感想 (ポルポのタコらしさ、原作との違いなど)

原作(48巻)と見比べたりしつつの、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」第3話の感想。

ポルポの面接を受け、ライターの火を消さないテストが開始される。

Episodio 03「塀の中のギャングに会え」の感想

このポルポのテストは原作でも好きなエピソードなので、結構期待していたが、全然良い出来で楽しめた。

OPの鎖

OPを見ていてネタバレ的な、先を予見させる演出に気付いた。このOPにはおそらくボスのメタファーである鎖が各キャラクターのカットごとに出てくるのだが、トリッシュの背景に出てくる鎖は螺旋状で、フーゴに関しては鎖がなかった。ただ、フーゴからブチャラティへの場面転換に鎖が使われてるので、そういう演出だといえるかはちょっと微妙?

ポルポの服装デザインの違いなど

原作とはポルポの服のデザインが違うことに気づいた。原作ではポルポの服装の下部に抽象的な模様があしらわれているのだが、アニメでは円の中に「POL」と書かれたデザインになっている。この「POL」マークは原作でポルポの上着や手首についているボタンやライターにもデザインされているものだが、アニメで複雑な模様を描いて動かすのは大変だから簡略化したのかもしれない。

ちなみにポルポはイタリア語でタコの意味らしく、そのためかポルポの服もタコ足のように下で分かれているものになっている。なので、服装下部の模様もタコの吸盤をイメージしたものではないかと思うが、ちなみにポルポのスタンドのマントやライターもこの服装に類似したデザインになっていて、スタンドのマントの方もやはりアニメでは複雑な模様が簡略化された表現に変わっていた。

ライターのデザインもよく見ると丸みがあって足を閉じて泳いでいるときのタコっぽく見えないこともないのだが、このアニメで再点火おじいさんがライターを手にしたときに原作にはない「見事な意匠じゃのう」というセリフを言っているのは、こういう原作のディティールについての気づきが反映されているのではないかと思った。

タコついでに言えば、ポルポが囚人としてあの狭い空間で暮らしているという設定は蛸壺から着想を得たものではないかとも思う。タコが蛸壺を安全な場所だと思って身を隠すようにポルポは牢獄内に身を隠しているということだ。さらについでに言えば、ポルポがベッドになっていたのも擬態するタコっぽい。

でも、タコに関連付けて考えすぎなだけかも。

あと、どうでもいいが、ポルポのあのサイズのわりに使っているグラスが小さすぎて、これヤクルト飲んでるようなもんだなと思う。

演出面の感想

演出面の感想としては、この3話は音が派手だったなと思う。音の使い方が派手なのか、SEや音楽自体が派手なのか、その両方なのか。とにかくそれによって全体的に緊迫感が強調されていた。1話を見たときは心なしかプログレっぽいサントラとか感じていたが、この3話を見るといかにも映像を補足するための音楽って感じで、それもあって映画や洋ドラのような雰囲気を感じた。

再点火の瞬間から夕方に変わるのは原作にはないアニメオリジナルの表現だが、おもしろい演出だった。ジョジョの作風にも合ってるし。

ED曲のリリース年

ED曲のJodeci「Freek’n You」だが、もしかしたらこれは5部の連載時にヒットしていた曲なのではと思って調べてみたら5部の連載開始が1996年で、この曲は1995年リリースだった。別にこれまでのED曲が作品の連載時に出た曲ということもないので、別に関係ないかもしれないが、でもまあ5部の連載時にはこういう曲が流行っていたとは言えるのか。

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