【アニメ/感想】ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、第17、18、19話の感想(メローネ、ギアッチョ、育成ゲーム型スタンド、19話の作画)

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、第17、18、19話の感想。メローネ(ベイビィ・フェイス)、ギアッチョ(ホワイトアルバム)戦。

Episodio 17 「ベイビィ・フェイス」

メローネのスタンド、ベイビィ・フェイスに攻撃され、ジョルノが新たな能力を得る。

4部の仗助に続いて主人公が治す能力を手に入れたという感じですね。

育成ゲームのスタンド版とも言えそうな「ベイビィ・フェイス」のアイディアがどこから来たかを考えると、これはもしかして「たまごっち」かなと。原作でベイビィ・フェイスが初登場するのが1997年(54巻参照)で、たまごっちが発売されたのが前年の1996年なんですよね。97年には大流行していて、やたらとニュースにも取り上げられていたので、その影響をスタンドに反映させたのかもしれません。ポケモンも96年にゲームが発売、97年にはアニメ化されていて、そういうキャラクターを育成して成長・進化させていく作品が流行っていた時期でもあります。

もっとも漫画作品ではそれ以前からドラゴンボールのセルやジョジョ4部のエコーズなどがすでに成長・進化要素を持っていましたが、このベイビィ・フェイスの場合はメローネが一回PC(のようなスタンド)を通して育成しているデジタル感に「たまごっち」っぽさを感じたわけです。

Episodio 18 「ヴェネツィアに向かえ!」

メローネを倒し、ギアッチョのスタンド、ホワイトアルバムとの戦いが始まる。

ジョルノがベイビィ・フェイスを倒した後で、ローマ・テルミニ駅で降りたメローネは蛇に倒されるわけですが、このタイミングの合わせ方がうまいというか、いかに自動追跡スタンドと本体を同時に倒すのか?ということがよく考えられている感じがします。そもそもメローネがバイクで列車まで来てなければ、バイクがベイビィ・フェイスに盗られることもなく、メローネは列車に乗り込むこともなく、テルミニ駅で降りることもなく、最終的にはローマ付近で戦っていたジョルノのスタンド蛇攻撃を受けることもなかったのではないか、という風にも考えられますからね。5部は地理情報がかなり具体的なので、そこを気にしながら見るおもしろさもあります。

ギアッチョの「ホワイト・アルバム」について、スーツ型のスタンドが出てきたのってこれが初かなと思ったのですが、3部のイエローテンパランスもちょっとそういうタイプのスタンドでした。なんにせよ珍しいタイプのスタンドだとは思います。

あと、細かいミスなのかメローネの客室にあるワインが消えたり出てきたりしてることに気づきました。

Episodio 19 「ホワイト・アルバム」

ギアッチョと戦って倒し、ディスクを手に入れる。

この回はジョルノよりミスタの方が主人公っぽかったですね。最後は結局ジョルノが良いとこ持っていっちゃってますが。

いや、この戦いは凄いなと。車の部品を弾丸で打ち込むのはクラフトワーク戦に似た感じですが、まあ当然それでは決着はつかず、そこからの勝てる流れで延々勝てないってのが凄いです。このしつこさがジョジョだなと。漫画家がよく語る「良い意味で読者を裏切る」という発想を推し進めた結果、こういう戦いになっている感じがします。

おそらくプロシュート+ペッシ戦あたりから出てきた「覚悟」という言葉が再び登場しますが、まあ、覚悟が強い方がよりギリギリのところまで命を危険にさらせて相手に勝つ道を見出せるという、バトルの背景にある勝利哲学といったものでしょうか。敵にも覚悟があるということがバトルをよりハードに見せていると思います。

最後の方に作画の良いパートがありました。ギアッチョのクローズアップ「野郎、まだ立ってきやがる!」からピストルズの「完璧食い込んだー」あたりまでが巧かったです。これまでにもちょこちょこ作画の良いシーンはありましたが、今回は量的にも多くて良かったです。1話目のジョルノが耳を詰めるシーンと同じアニメーターかとも思いましたが、原画の見覚えある名前や、ツイッターの作画オタの反応から判断すると田中宏紀の担当パートかも?まあ、わからないですねこんなことは。他、原画には懐かしのアニメ「セイバーマリオネット」で有名なことぶきつかさも参加してて驚きました。

余談ですが、このギアッチョ戦の間に「ワンピース」の連載が始まったようです。「ワンピース」もずいぶん昔からやってるんだなと思わされます。

以上感想でした。

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