【自作品】「密林の捕食者」制作過程② -顔を描き加える・輪郭線を太くする-

【自作品】「密林の捕食者」制作過程① -活きた線を描く-の続き。

①の段階からだいぶ描き進めた時点での絵。


①の時点ではなかった顔が描き加えられているが、これは相当迷走したあげくに描き足したもの。

そもそも、顔を描くアイディアが思いついたときには、それは絵の内容が変わりすぎるし、気持ち悪さが増すからやめようと考えていた。

しかし、絵を描き進めるうちに絵が自分のコントロールから外れ、あまりにも混沌としすぎてしまった。

そのため、どうにか絵を自分の管理できる状態にとどておくために顔を描きこむことにした。

顔を描き加えることで絵をわかりやすくし、扱いやすくするというようなことだ。

なんにせよ、この顔を描いた時点で相当失敗しているという意識があった。


①の記事でも書いた「活きた線を描く」という傾向はこの絵を描く内にさらに強まっていき、結果として腕や骨の太い輪郭線になっている。

しかしこの先の段階で、その傾向がさらに強まった結果、絵がだいぶ壊れてしまった。

輪郭線の太さ、力強く描かれた部分とそれまで描いてきた部分のバランスがとれなくなってしまったのだ。

また明確な線を描こうとすると、その線は必然的に単純な形になってしまい、元あった細かな線が持っていた有機的な造形も失われてしまった。

【自作品】「密林の捕食者」制作過程③(終) -闇に沈める-

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