【自作品】「密林の捕食者」制作過程③(終) -闇に沈める-

【自作品】「密林の捕食者」制作過程② -顔を描き加える・輪郭線を太くする-の続き。

「密林の捕食者」

最終的に出来上がった絵。


前の記事で書いたように力強く描きこみすぎて絵を壊してしまったため、絵の全体を闇に沈めることで絵の秩序を回復することを試みた。

闇に沈めるというのも一つの絵を描くモード、描き方だ。

ひたすら描きこみ続けることで、絵の中から光を奪っていく。

闇に沈めるというのは絵に限界まで描きこんでいくということでもある。

絵に描きこむプロセスの中で絵に起きる様々な変化を見ることができるのは、この手法の良い点だ。


絵の中に闇が増すほどに描きこまれていない白い部分が強い存在感を持つようになっていったのは発見だった。

思えば、人の絵の中にそういう効果を見たことはあったのに自分で描いたのは初めてだったようだ。

多分もっと白い部分を残した方が絵としては良かったのだろう。

頭の部分のアップ。


スケッチブックに描いていたのだが紙がペラペラになってしまい、写真に撮ったときに光を反射しすぎるのでその調整にも苦労した。

とにかく、写真では絵の良さが出にくいというか、写真自体のクオリティを意識する必要があると感じた。

終わり。

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