【音楽レビュー】「笑ってコラえて!」でお馴染みのSpookey Ruben「Modes of Transportation, Vol. 1」

聴いた音楽をレビュー、紹介する記事。

今回は日本テレビの番組「笑ってコラえて!」のダーツの旅のコーナーで流れる「ウーウフイェイイェイ」の曲、「These Days Are Old」が有名なSpookey Ruben(スプーキー・ルーベン)のアルバム「Modes of Transportation, Vol. 1」をレビュー。

Spookey Ruben「Modes of Transportation, Vol. 1」(1995、TVT Records )

 英語版のwikipedia(リンク)を読むと、Spookey Rubenは1972年生まれのカナダのミュージシャンで映画監督でもあるらしい。

父親がESA(欧州宇宙機関)で働いており、その関係でドイツ、オランダ、ワシントンで暮らしたとあり国際的な環境で育った人間であることがうかがえる。

そもそも日本でのSpookey Rubenの知名度はほぼ前述の「笑ってコラえて!」によるものだろう。

かくいう自分も「笑ってコラえて!」きっかけで知ったのだが、最近になって他にどんな曲を作っているアーティストなのか興味がわいて、同曲も収録されている彼の1stアルバムを聴いてみた。

アルバムを聴いてみてすぐにわかったのだが、Spookey RubenはXTCに近いタイプの音楽性を持ったアーティストだった。

ひねくれたロック/ポップスという感じだ。

XTCよりももっと陽気というか、とにかく色々な楽器や電子音、サンプリング音が騒がしくコラージュされているので、音楽的には落ちつきがない印象もあるが個性的でおもしろい。

手法だけ見ればコーネリアスの 「FANTASMA」(97年)にも似たところあるが、研ぎ澄まされた音使いやセンスがあるわけではなく、Spookey Rubenにはもっと「楽しければなんでもOK!」的な荒いノリを感じる。

何気にジャケットのセンスも昔のコーネリアスっぽい。

曲レビュー

2曲目の「These Days Are Old」はお馴染みの不思議なコーラスから始まる代表曲だが、全体の曲の展開も凝っている。ちなみにこの曲はMVもおもしろいので見たことがない人にはおすすめ。ちゃんと聴くと「ウルルフヤイヤイヨーフイェー」と歌っている?

3曲目の「Crystal Cradle」はアルバムの中では静かめの曲。自分はこの曲を聴いてコーネリアスぽいと感じた。

6曲目「Wendy Mcdonald」は「These Days Are Old」に匹敵するポップさがある。

7曲目は「The Size Of You」はオリエンタルな琴みたいな音色が印象的。

8曲目の「It’S Not What You Do It’S You」は台湾の民族音楽みたいなコーラスから始まる曲で、Spookey Rubenのグローバルな志向を感じさせる。

Spookey Ruben – Mr. Everywhere (Japanese Version)

Spookey Rubenについて調べていたら、こんな動画を見つけた。

「Mr. Everywhere」という曲の日本語バージョンのMVらしいが、他にも英語、フランス語、ドイツ語バージョンもあった。

このMVを見て「やっぱりグローバル志向で『楽しければなんでもOK!』って人なんだ!」と確信した。

ちなみに丁度1年ほど前の2017年の1月24日に投稿されて約1500再生しかされてない。

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